可動範囲


血に染まる稽古着。
始めたばかりの稽古を思い返すと、稽古着の下衣(ズボン)の膝部分は毎回血に染まります。(懐かしい!)
膝行(しっこう)という身体遣いを身につける為の稽古です。
頑張って稽古を続けていけば、必ず上達すると思っていましたが、頑張れば頑張るほど、その思いが砕かれます。
その頑張る思いは、私が持ち合わせていた根拠のない自信(負けず嫌い)だったのだと思います。私の自信など全く通用しないという事がなんとなく理解できるまでに大変長い年月を費やす事になります。そして今でも。

石の上にも三十年?
30歳を過ぎて出会った大東流と一刀流。途中7年ほど稽古に参加出来なかった事を差し引いて16年程の稽古でしてきた事。そこには、技の稽古はありませんでした。術を掛ける為の身体づくり。膝行と木刀の素切り。この2つの稽古のみ。生まれて30年間で染み込んだ現代日本における身体使いの習慣を抜く事から始まります。そんな稽古に足掛け20年以上を費やしてきました。そしてまだまだ未完成。困ったものです(笑)

可動範囲
初めて大東流に出会ってから20年以上になりますが、「可動範囲」というキーワードは、時が経てば経つほど、存在感が増してきています。存在感が増すと言うことは、少しづつ、その意味を分かってきている。という事なのかもしれません。私の稽古における可動範囲が20年前に比べて少しだけ広がって来ているのだと思います。私の仕事の可動範囲は果たして広がっているのか疑問ですが。。。






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